『詩の国秋田』 第4号 日露俳句大会・吟行 「千秋公園」(2) 

2012/10/09

 

年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットは9月1日最初の記事「秋田県国際俳句協会の誕生」を掲載、今回の記事日露俳句大会・吟行「千秋公園」でもって最終稿となります。ご愛読いただき、まことにありがとうございました。

 922日(土)日露俳句大会・秋田大会の一環として吟行を開催。

県民会館小ホール・ジョイナスから吟行地「千秋公園」に三三五五出発。

「木」を題として句作。会場で展示後、互選の結果を発表。感想も加えながら作品を分かち合った。

 今回は、前回掲載されなかった句を紹介し、最後に互選の結果を発表します。

  

桐の葉が偉そうに飛ぶ下剋上

 秋田市 長谷川酔月

  

呑みこんだ言葉の先のナナカマド

北秋田市 七尾宗専

  

日に飽きて秋を喜ぶ檜かな

 秋田市 アレクサンダー ドーリン

  

じょうかまちゆうこうきぼうすぎかおり

城下町友好希望杉香り

 ウラジオストク市 詠み人知らず

  

雨上がり残緑染めたる滴かな

秋田市 詠み人知らず

 

近道は秋分の日の木のあひだ

 東京都 矢野玲奈

  

木漏日に落つ影延びてなほ緑

 北秋田市 九嶋信義

 

かさかさの心うるおす木のかほり

 秋田市 津谷聡

  

音も無く舞う葉に秋のひっそりと

北秋田市 九嶋信義

  

緑陰を求めし日々の長かりき

秋田市 詠み人知らず

 

 名も知らず仰ぎし古木小鳥来る

 秋田市 山田恵子

  

木から木へ秋の夕焼飛び移り

 秋田市 高寺の子

 

 無一文枯れ葉の舞いに癒やされて

 秋田市 長谷川酔月

  

知らぬ間に葉ずれの音も蝉の如

 北秋田市 九嶋信義

 

 緑陰で露月を一寸待ってみる

 秋田市 森田千技子

  

夕暮れに染まる靑葉も色淡し

 北秋田市 九嶋信義

 

就活を鼓舞してきしむ旗柱

 秋田市 長谷川酔月

  

互選結果

 

7点句

 色変へぬ松にいくさの深き傷

秋田市 伊藤慶子

 

5点句

 二の丸の桜老樹や秋深し

秋田市 加藤一弥

 

ごつごつの城址の樹樹や秋の声

秋田市 寺田恵子

 

4点句

 かさかさの心うるおす木のかほり

秋田市 津谷聡

 

3点句

近道は秋分の日の木のあひだ

東京都 矢野玲奈

 

名も知らず仰ぎし古木小鳥来る

秋田市 山田恵子

 

木から木へ秋の夕焼飛び移り

高寺の子

 

呑みこんだ言葉の先のナナカマド

北秋田市 七尾宗専

 

緑陰で露月を一寸待ってみる

秋田市 森田千技子

 

 

The next posting ‘’ Haiku by Kala Ramesh in India (2) appears on October 20.

 

蛭田 秀法Hidenori Hiruta

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