第7回日露俳句コンテストの最終案内です。
皆様のご投句を期待しております。
平成30年3月11日、宮城県東松島市震災復興伝承館で開催された「東日本大震災追悼ミニコンサート」に出席しました。
東松島市震災復興伝承館は、東日本大震災発生時までJR仙石線野蒜駅および東松島市奥松島観光情報センターとして利用されていた建物でしたが、平成28年10月、「東松島市震災復興伝承館」 としてリニューアルオープンされました。
コンサートの後、伝承館を見学、さらに砂浜に下りて行ってみました。女性の方も一人で歩いていました。浜辺に押し寄せる波を見ながら、ふと考えました。「今、地震が起こり、津波が押し寄せて来たら、命は奪われるだろう! そして、この地上において何も出来なくなるのだ!」と。
さらに、歩みを進めながら、考えました。「天災に立ち向かうことはできない。 しかしながら、人災は...?」 などと。この時、「第7回日露俳句コンテストのテーマを『波』にしよう!」 という考えが閃きました。
後日、東日本大震災の追悼句5句を有馬朗人先生(国際俳句交流協会会長)が主宰されている「天為俳句会」に投句したところ、句集 「天為」 六月号に掲載していただきました。
春光や震災駅のコンサート
東風に乗る慰霊の調べ震災地
編集 蛭田秀法
Edited by Hidenori Hiruta