World Haiku Series 2022 : 募集要項

World Haiku Series 2022 : 募集要項

Dear Haiku Friends,

 We hope that you are spending your time with haiku in your own ways. We also live with haiku in our lives. What haiku means to each other’s life might be different. But even in our drastically changing surroundings, we have been writing haiku this year too, because we regard haiku as a means of expressing ourselves and deepening our mutual understanding.

As we look back on this year, we announce the guidelines of the World Haiku Series 2022.

Today here is a Japanese version of the guidelines, and tomorrow we announce the English version.

はじめに

 

秋田県・沿海地方行政府 友好協定(2010

2010(平成22)年3月19日付けで、秋田県とロシア沿海地方行政府との間で包括的友好協定が締結された。友好協定に基づき、経済分野をはじめ、多様な分野における交流の推進が期待された。

ウラジオストクにおける俳句交流(2011

2011(平成23)年9月、包括的友好協定に基づく文化交流の一環として蛭田秀法(国際俳句交流協会会員)がウラジオストク市で俳句を通した文化交流を子供達、学生、市民を対象として行った。

1   東方学校での俳句レッスン

日本語を学んでいる6歳から9歳までの子供達の4クラスで俳句を紹介。公益財団法人JAL財団が二年に一度開催している「世界こどもハイクコンテスト」の優秀作をロシア語で紹介しながら、コンテストへの応募を勧めました。JAL財団編集の地球歳時記(Haiku By World Children Vol.11) 『がっこうのうた』からロシアの子供が書いた次のハイクも紹介しました。どのクラスでも歓声が上がり、喜ばれました。 

        Улитки немного опаздывают
             В школу
         На двадцать четыре часа.

      かたつむりさん 学校にちこくした 24時間おくれてる

         The snails are little bit late
            To the school
           For twenty-four hours.

2 極東連邦大学での俳句ワークショップ

極東連邦大学地域国際研究学部で日本語を学習している4クラスの学生に俳句とハ
イクを紹介。授業の後半で学生の皆さんはロシア語でハイクを書き、発表。
学生達が興味を持ち、学生達の笑いを誘った俳句の一つは次の句であった。

              鶯や餅に糞する縁の先               芭蕉

             Bush warbler –
            Shits on the rice cakes 
             On the porch rail            Bashō

                       Translated by Robert Hass

3 日本センターでのお茶会と俳句講演

ウラジオストク日本センターの茶道クラブ「一期一会」の皆さんがお茶会を開催。
お茶をいただいた後で「俳句と茶道」についてのお話をしました。
先ずは自己紹介として秋田県の文化の一端を紹介。次に、お気に入りの秋田民謡の
生保内節を歌い、生保内節の一節にある「宝風」を借用した自句を紹介。
9月25日東京に向かう新幹線の車中で詠んだものです。

                       宝風立つ高原や蕎麦の花

                       Treasure-like wind
                        favors the height –
                        buckwheat flowers

日露俳句コンテスト(2012–2018

2012(平成24)年、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク(幸野稔理事長)の主催により「秋田県・沿海地方文化交流事業」、「秋田市・ウラジオストク市姉妹都市提携20周年記念行事」及び「石井露月生誕140年記念」として日露俳句コンテストが行なわれました。

7年間に渡るコンテストには、日本語部門に11か国から2,388句、ロシア語部門に31か国から1,645句、英語部門に70か国から2,253句の応募がありました。

子供や学生、一般の俳句詩人や俳句愛好者から句が寄せられ、俳句が徐々に世界の国々に広がっています。優秀作品はインターネット上で共有され、俳句を通した文化交流を楽しみながら、異文化を持つ人々の間で相互理解が深まっています。 

日本語、ロシア語、英語の三部門の入賞句をそれぞれ一句紹介いたします。

日本語部門

一椀に潟のさざ波しじみ汁

In a bowl
ripples of the lake
Shijimi clam miso soup

                                               武藤鉦二(秋田県)
                                     Shōji Mutō (Akita Prefecture)

ロシア語部門

Когда же опять
В тишине я услышу
Как плещет волна?

いつだろうか
ようやく静けさの中で再び聞けるのは
波の音を

When at last
shall I listen again in silence
To the sound of waves?..

                                      Людмила Скребнева (Россия)
                                      Lyudmila Skrebneva (Russia)

英語部門

Full moon in summer –
ripples in the lake reach the shore
kissing our toes

夏の満月
湖のさざ波が岸に達する
私たちのつま先にキス

                                           Ben Grafström (USA)

秋田国際俳句コンテスト(2019–2021

2019(令和元)年、秋田国際俳句ネットワークはベン・グラフストロム編集長の企画・立案により第7回日露俳句コンテストを継承し、第8回秋田国際俳句コンテストを開催。日露俳句コンテストに応募された多くの方々から、引き続き句が寄せられ、日本語・英語両部門に57か国から413句の応募がありました。第10回秋田国際俳句コンテストで終了しましたが、多数の応募作品が寄せられ、HPで結果が発表されています。

ベン・グラフストロム編集長は2015(平成27)年、第4回日露俳句コンテスト英語部門において国際教養大学学長賞を受賞。同年、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークに参加。

2018(平成30)年から5年間に渡り秋田国際俳句ネットワークの公式のジャーナル「Serow かもしか」をHPで出版。秋田国際俳句コンテストの結果やイラスト(絵画)だけでなく、世界の俳句詩人の作品やフォト・ハイク(俳画)、書評などが収録されています。

2022(令和4)年10月からノルウェーのオスロ大学の博士課程において学究生活を開始。博士論文の研究テーマは「太平山に関わる民俗文化」。秋田市の東部に聳え立つ太平山(1170m)山麓の伝承行事である山谷番楽や梵天祭りなどについての研究を行います。二年目は秋田市を拠点として一年間フィールド・ワーク。最終年にはオスロ大学で論文を完成する予定です。

World Haiku Series 2019–2021

2019(令和元)年、秋田国際俳句ネットワーク(蛭田秀法会長)は新しいプロジェクトとして、7年間に渡る日露俳句コンテストの応募者の皆様に感謝の気持と敬意を表すと同時に、芭蕉象潟訪問330周年を記念しながら、World Haiku Series 2019 を開催。

45か国から212名の参加があり、2,120句をHPに一日一人、英語ハイク10句と和訳、作者のプロフィールや句歴、写真などを添えて連載。世界各国の俳句詩人や俳句愛好者からの要望と支援に応えて、今年度も World Haiku Series 2022 を開催します。

募集要項

趣旨:世界中の俳句詩人や俳句愛好者、さらに、俳句に興味関心を持った方々の俳句を共有し、お互いの俳句を鑑賞しながら、相互理解を深める。

参加対象:どなたでも可

お題:「地球」(the Earth)

使用言語: どの言語でも可

 但し、英語以外の言語で書かれた句の場合は、英訳を添えること

 

募集句: 10句(発表句も可)

ただし、2022(令和4)年度において書かれた作品

フォト・ハイクも可

添付資料: (1)プロフィールや作者の近況報告など(全員)

      (2)お気に入りの写真や句材となった写真(希望者のみ)

募集期間: 2022(令和4)年10月5日~11月30日

送り先:  E-mailで次のアドレスに送付 shhiruta@nifty.com

結果発表: 2022(令和4)年12月上旬 ホームページ https://akitahaiku.com/

      結果発表の後、ホームページでシリーズを開始

主催: 秋田国際俳句ネットワーク

後援: 国際俳句交流協会、俳句ユネスコ登録推進協議会、秋田県、国際教養大学、

秋田県教育委員会、秋田市、秋田市教育委員会、秋田魁新報社

お問い合わせ先: 蛭田秀法 E-mail: shhiruta@nifty.com

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