『詩の国秋田』 第5号 第2回日露俳句コンテスト 五十嵐 義知選

  年会報『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第5号のEパンフレットによる発刊にあたり、「第2回日露俳句コンテスト」の選者シリーズを掲載いたします。 今回は日本語俳句部門の第7回目です。   第2回日露俳句コンテスト   五十嵐 義知選 (Selected by Yoshitomo Igarashi )     秀逸 (Best haiku)   大川 悦子(秋田県)   腰下ろす石に体温祭り笛   Etsuko Okawa  (Akita Prefecture, Japan)   sitting on the stone I feel it has the temperature   festival flutes     入選 (Honorable mentions)   和田 仁 (秋田県)   フィヨルドの短き夏に真帆を上ぐ … Continue reading 『詩の国秋田』 第5号 第2回日露俳句コンテスト 五十嵐 義知選

『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 一般の部 (3)  五十嵐義知選 

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、9月4日から「日露俳句コンテスト」の入選句シリーズを掲載しております。 今回は一般の部の3回目です。 日露俳句コンテスト 一般の部(3)   五十嵐義知選  特選   新涼の海へまっすぐ石畳  市川市 小田中準一   В свежее прохладное Море прямо бежит Мостовая   to the fresh cool of the sea does it go straight stone pavement   海に落ち込んでいる岸壁の一部が石敷きになっているのであろう。海に向かって真っ直ぐに石畳が続いている。あるいは少し離れているが石畳の向うに海が広がっていて、いかにも海と石畳が続いているように見えるのである。いずれにしても新涼の清清しさと寄せては返す波の様子、石畳の硬質で水が勢いよく流れる様は、暑さ涼しさを繰り返しながらも確実に秋に近づいている初秋の情景を端的に表しているのである。     入選   荒海のそのふところの桜貝   秋田市 山田恵子   Бурное море В этой гуще Розовые ракушки … Continue reading 『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 一般の部 (3)  五十嵐義知選 

『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 学生部門 (3)  五十嵐義知選 

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、9月4日から「日露俳句コンテスト」の入選句シリーズを掲載しております。 今回は学生部門の3回目です。  日露俳句コンテスト  学生部門(3)   五十嵐義知選   特選   葉桜の隙間に見ゆる大海原 秋田工業高等専門学校 櫻井公平   Сквозь узор листьев сакуры Виднеются Просторы океана   in sprouting fresh leaves seen through an opening of the cherry tree the mighty ocean   海に程近い小高い丘に面した場所であろうか。花が散り桜並木は一面葉桜の並木となった。花時或いは花吹雪のころは花のほうに視点が置かれるのだが、葉桜となると葉の向うに見える紺碧の海原が葉や木々の隙間を埋めるように広がり、若葉の緑と海の青さが鮮やかなコントラストをなすのである。     入選   陽炎に鎮魂の海夢たくす 国際教養大学 岡知奈実   Струится воздух Море утешает … Continue reading 『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 学生部門 (3)  五十嵐義知選 

『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 高校生の部(3) 五十嵐義知選

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、9月4日から「日露俳句コンテスト」の入選句シリーズを掲載しております。 今回は高校生部門の3回目です。   日露俳句コンテスト   高校生部門(3)   五十嵐義知選   特選   一面に澄みわたりけり夏の海 秋田工業高等専門学校 山下瑶太   Повсюду вокруг вода Чистая – Летнее море   all over the water it is clearing up – the summer sea   夏の朝の早い時間。海岸に人影はなく、沖を行く船も見当たらない。全てが動き出す前の波の穏やかな海原である。夏の海というと入道雲を沖に据えて、波飛沫のきらめく動きのある海を思わせるが、掲出句はあえて夏の海の静かな一面を描き、その後の強い陽射しや海辺の喧騒を想起させるのである。     入選   夏の海水面揺らめく月あまた 秋田県立能代北高等学校 大鐘智香子    Летнее море Дрожь … Continue reading 『詩の国秋田』 第4号 「日露俳句コンテスト」 高校生の部(3) 五十嵐義知選

日露俳句コンテスト(1):募集要項

  日露俳句コンテスト ~露月山人国際賞受賞者を詩の国秋田、若しくは APECの開催地ウラジオストクにご招待~   テーマ:海(Umi) 応募資格:日本国内又はロシア国内に居住する日本国籍又はロシア国籍を有する方。 年齢は問いません。 俳句の形式:俳句は母語で書く。 母語が日本語の場合、「海」をテーマにした有季定型による俳句。 同時に、ロシア語と英語の翻訳を加える。 ただし、ロシア語と英語の翻訳を主催者に一任する場合は、応募用紙の翻訳欄に「主催者に一任」とご記入下さい。 母語がロシア語の場合、「海」をテーマにした短い3行詩であれば形式は自由(季語を含む必要なし)。 同時に、日本語と英語の翻訳を加える。 ただし、日本語と英語の翻訳を主催者に一任する場合は、応募用紙の翻訳欄に「主催者に一任」とご記入下さい。 応募方法:以下の応募用紙をダウンロードして記入の上、電子メールにて shhiruta@nifty.comまで送付願います。 応募用紙:日本語応募用紙 ロシア語応募用紙 応募期間:平成24年5月5日(土)~5月25日(金) 審査委員: 蛭田秀法(秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク事務局長、        国際俳句交流協会会員) アレクサンダー・ドーリン(国際教養大学教授) 手島邦夫(秋田工業高等専門学校教授) 工藤一紘(秋田工業高等専門学校講師) 石田冲秋(「俳星」主幹) 五十嵐義知(「天為」同人) 内村恭子(「天為」同人、国際俳句交流協会会員) 矢野玲奈(「玉藻」、「天為」同人) 賞:最優秀賞(露月山人国際賞)を応募作品から一句選出し、9月に予定されている日露俳句大会(秋田大会は9月22日、ウラジオストク大会は9月29日に開催)の場で表彰するとともに、副賞として、ロシアからの応募者の場合は詩の国秋田に招待、日本からの応募者の場合はAPECの開催地ウラジオストクに招待します。 また、日航財団賞と優秀賞(秋田県知事賞・秋田市長賞・秋田市教育委員会教育長賞)を応募作品からそれぞれ二句選出し、俳句文化の学習の奨励のために贈呈します。各賞の受賞者には、日航財団から副賞として記念品(地球歳時記)が贈呈されます。 発表:当ホームページで入賞作品を発表いたします。(平成24年6月下旬予定) *最優秀賞の受賞連絡及び副賞の詳細については、主催者から受賞者に対し6月29日(金)までに直接連絡があります。なお、国内交通費や滞在費などは受賞者に負担していただく場合もあります。 *優秀賞の受賞者に対しても6月29日(金)までに直接連絡があります。   主催:秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク 協賛:日航財団 後援:秋田県 国際教養大学 秋田県教育委員会 秋田県芸術文化協会  秋田県国際交流協会 秋田市 秋田市教育委員会 秋田魁新報社 天為秋田支部 秋田ロシア語友の会 秋田ウラジオ会 国際俳句交流協会  ウラジオストク日本センター 極東連邦大学 与謝野晶子記念文学会 共同通信社ウラジオストク支局  お問い合わせ先:秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク事務局 shhiruta@nifty.com 照会はメールでのみ受け付けております。     The next posting ‘日露俳句コンテスト(2):趣旨と経緯’ appears on April 15.   … Continue reading 日露俳句コンテスト(1):募集要項