『詩の国秋田』にちなんで(3)-日露俳句コンテストお題「海」-

   平成23(2011)年10月、国際教養大学の図書館長室に勝又美智雄先生を訪問。 ウラジオストクでの俳句を通じた文化交流についてご報告をした。 勝又美智雄教授は「秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク」の創立者の一人として理事長・学長の中嶋嶺雄先生と一緒に構想を練り、設立に至った立役者であった。 「日露俳句コンテスト」の開催についてご相談を申し上げたところ、即座にご賛同。 ご助言やご提案を賜り、コンテストのお題は「海」ということになった。 ここで、平成21(2009)年の『詩の国秋田』第1号にご寄稿いただいた記事をご紹介します。       「秋田の四季」を愛し、秋田の風物や文化に興味を持ち、次のような句をご恵贈いただいた。   Akita dewa I tsudemo tanoshii Uta-hiraku   Akita People can I mprovise the lyrics and poems Unlimited ways     さて、「海」について『詩の国秋田』第1号で取り上げていただいた方がいる。 国際教養大学教授市川博也先生である。       玉稿の中で市川先生は次のように述べている。 「世界に開こうとする秋田の国際性は、どうも古代にまでさかのぼれるようだ。古代東北は環状日本海交流の結節点であり、秋田と渤海国の交流の歴史的な事実がその証左である。渤海国(698-926)は高句麗遣民と靺鞨(まっかつ)人が建てた国でその主な交流の窓口となったのが秋田城を中心とする出羽であったとする、元秋田大学学長新野直吉氏の研究は私には大変興味深い。渤海国からの使節が出羽を中心に34回にも及び、一時は1100人に及ぶ民間人が海を渡って来航、帰化を求めたとのことである。」   今やその当時の遺跡が発掘されている当地秋田と「渤海国」の一部であったウラジオストクの両市でこの9月22日と29日に「日露俳句大会」が開催されるのは、また縁なるかである。     The next posting ‘『詩の国秋田』にちなんで(4)-アレクサンダ- ド-リン先生の貢献-’ appears on August 28.    ―蛭田 秀法(Hidenori Hiruta)   … Continue reading 『詩の国秋田』にちなんで(3)-日露俳句コンテストお題「海」-