第2回日露俳句コンテスト 結果発表
平成25年9月7日
1.秋田県国際俳句協会は、第2回日露俳句コンテストを開催し、本年5月1日(水曜日)から6月30日(日曜日)まで応募を受け付けました。
2.投句数は雑詠1句、応募者は使用言語として日本語、ロシア語、英語のいずれかを選択し、計624句の応募がありました。
3.日本語部門には日本から294句、ロシアから6句、ルーマニアから3句、ウクライナから1句の計304句の応募がありました。
4.ロシア語部門にはロシアから45句、日本から6句、ベラルーシから3句、ウクライナ、ルーマニア、ブルガリアからそれぞれ2句、セルビア、リトアニアからそれぞれ1句の計62句の応募がありました。
5.英語部門には日本から93句、クロアチアから30句、アメリカから21句、インドから12句、ルーマニアから10句、セルビアから7句、ドイツ、ニュージーランドからそれぞれ6句、ロシア、フランス、ポーランドからそれぞれ5句、イギリス、ブルガリア、カナダ、オーストラリア、フィリピン、インドネシアからそれぞれ4句、ベルギー、オーストリア、ブラジルからそれぞれ3句、アイルランド、イタリア、デンマーク、ボスニア=ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、モンゴルからそれぞれ2句、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ラトビア、ハンガリー、オランダ、スイス、ジャマイカ、マケドニア、マレーシア、バングラデシュ、コロンビア、ガーナからそれぞれ1句の計258句の応募がありました。
6.秋田県国際俳句協会賞には応募された全句の中から日本語部門、ロシア語部門、英語部門にそれぞれ1句選出されました。
7.JAL財団賞には応募句の中の学生、高校生、中学生、小学生による句から日本語部門、ロシア語部門にそれぞれ1句選出されました。
8.受賞される方々にはそれぞれ賞状と賞品が贈られます。
9.受賞句と受賞者は下記の通りです。
秋田県国際俳句協会賞
日本語部門
ミモザ咲く森に小さな埴輪館
和田留美 (秋田県)
ロシア語部門
Шум прибоя
стихает на миг…
Ну давай, сверчок!
Андреев Алексей (Россия)
波の音
一瞬止まった
今やあなたの番、コオロギよ!
アンドレーヴ アレクセイ (ロシア)
英語部門
how little
I know of bird calls
distant thunder
Kala Ramesh (India)
なんて分かりにくいんでしょう
鳥の鳴く声が
遠雷
カーラ ラメシュ (インド)
JAL財団賞
日本語部門
月涼し右手でつくる望遠鏡
大池梨奈 (大阪府立吹田東高等学校)
ロシア語部門
С неба на землю
или с земли на небо –
вьются пушинки…
Анастасия (Россия)
空から地へ
あるいは地から空へ-
渦巻いている雪片...
アナスタシャ (ロシア)
10.各審査委員による特選句や入選句は9月中旬にEパンフレット「詩の国秋田第5号」で発表されます。当ホームページで掲載されます。
The next posting ‘詩の国秋田第5号(1) ’ appears on September 14.
― Hidenori Hiruta