秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク 概要

(任意団体:有志によるボランティア活動)

〒010-1606 秋田県秋田市新屋寿町4-38

電話 018-824-2188

設立

2009(平成21)年5月

目的

日本文化はアニメ、まんが、カラオケをはじめ、世界中に知られるようになってきました。俳句も同様で、今ではhaikuとして世界中で親しまれている。アメリカ合衆国では小学校やハイスクールの授業でhaikuを教え児童や生徒が俳句を書く学校もあり、その作品が日本でも紹介されている。俳句はその魅力が発見され、今や数十カ国にそれぞれ自国語や英語で俳句を詠み、俳句を研究する愛好家が増えている。欧米ではアメリカ・カナダ・ドイツ・イギリス・イタリア・オランダ・ベルギー・フランス・クロアチアなどで俳句が盛んに行われ、アジア・オセアニアでは中国をはじめ、台湾・韓国・インド、オーストラリアなどで普及している。

俳句や日本文化の愛好家の間で相互の交流と親睦を図りたいという気運が高まり、世界各国に俳句協会が設立された。最近はインターネットの普及で交流が一層促進され、親睦も大変深まっている。インターネット上で自国語と英語の両方の言語で書かれた俳句を紹介したり、俳句大会、コンテストなどの情報を交換することが簡単になり、俳句と俳句文化は世界中の人たちに共有される文化遺産になってきた。

俳句と日本文化の国際化にともない、国際俳句交流協会(HIA)は機関紙HI

HAIKU INTERNATIONALへの投句の入選作に英訳をつけて発行し、投句者自身による英訳を歓迎している。このように、日本語と英語の両方の言語で俳句を詠む時代が到来している。

俳句と同様に川柳と短歌も、日本語と英語の両方の言語で書かれるようになってきた。海外の俳句愛好家の中で川柳と短歌の魅力に注目し、川柳や短歌を書く人が出てきたからである。特に、アメリカ合衆国、カナダ、イギリスなどで盛んになっている。海外の短詩人は俳句だけでなく川柳と短歌も書いている。近年は短歌だけ書く詩人も出てきている。結果、日本の川柳作家や歌人も英語で川柳や短歌を書き、海外の愛好家の人たちと交流し、親睦を深める国際化時代を迎えている。

このような時代の要請に応えて、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワ-クは、「忙中に寸暇の詩作あらまほし」をモットーとして設立され、ウェブサイトを開設します。子供でも大人でも英語によるハイク、センリュウ、そしてタンカ作りを楽しみ、ウェブ上で交流を図りましょう。短詩型文芸のそれぞれに、独自の魅力を発見し、英語による詩作を楽しみましょう!

現況

俳句と日本文化の注目すべき人気の上昇にともない、国内外で英語による俳句コンテストが開催されている。

アメリカ合衆国にはPermanent Mission of Japan to the United Nations(国際連合日本政府代表部)主催の小中高校生向けの俳句コンテストがある。米北東部日本語教師会と国連国際学校の英語学科と日本語学科によって開催され、小中高校の児童や生徒が対象の日本語または英語による俳句のコンテストである。

カナダにはVancouver Cherry Blossom Festival(バンクーバー・チェリー・ブロッサム・フェスティバル)の一環として行われる俳句大会がある。Canadian Society for Asian Arts(アジア芸術カナダ協会)による主催で俳句のテーマが「サクラまつり」である。国際的な友好精神を発揚しながら、2009年度は29ヵ国の俳句愛好者から1450句の投句があった。

日本には小中高校生、短大や大学の学生、一般の人たちを対象とした龍谷大学主催の「青春俳句大賞」というコンテストがあり、日本語部門と英語部門の両方がある。

国際俳句交流協会のHIA俳句大会でも俳句部門(日本語)とハイク部門(英語)のコンテストが行われ、海外の俳句愛好者によく知られている。

俳句コンテストは創作への意欲をかき立て、刺激になりますが、楽しみながら俳句を書き、お互いに分かち合うことも有益なことである。

どんな俳句であろうとも、作者の人生の観察と心の中の感情に基づいて創作されます。俳句は読者にとって言外の世界を想像させる意味深い表現である。俳句で伝えるイメージによって、読後、長期間に渡って深い感動の余韻にひたることになります。

自己表現を試みながら、英語ハイクを書いてみたいと思いませんか?

さらに、川柳と短歌の現況について述べる。

川柳については、1986年元アメリカハイク協会会長のコー・ヴァン・デン・フーヴェル編の『ハイク・アンソロジー』の中で編者は付録の中で1980年代に入り、英語ハイクのライバルとして英語センリュウが現れたことを報告している。1993年イギリスの俳人マイケル・ディラン・ウエルチはFig Newtons:Senryu to Goを出版し、俳句と川柳の違いについて詳述し、アメリカハイク協会からメリット・ブック(著作功労)賞を受賞した。

川柳コンテストとしては、北カリフォルニアの俳人有志がサンフランシスコ国際俳句・川柳コンテストの形で1990年頃から開催している。

短歌については、多くの英語圏の短歌歌人は日本とは違い、短歌だけでなく、俳句と川柳も書いている。しかしながら最近は、アメリカ、カナダ、イギリスで短歌だけの雑誌や機関誌が出版され、短歌協会も設立されている。2000年アメリカ合衆国にアメリカ短歌協会が設立され、イギリスでは“The Anglo-Japanese Tanka Society”という名称でウェブサイトが立ち上げられている。出版物やインターネットによる英語タンカの文芸誌の数は20を超えている。

短歌コンテストとしては、アメリカ合衆国のAHA Books がスポンサーになり国際短歌コンテスト“The Tanka Splendor Awards”を1989年から開催している。また、日本では、高校生、短大生、大学生らから、「現代学生のものの見方・生活感覚」を詠みこんだ短歌を募集する学生短歌コンテストが、1987年に東洋大学創立100周年記念行事の一つとして開始され、2009年に第22回を数えている。

当ネットワークを通じて日本の短詩型文芸の魅力をより広く認識し、英語センリュウと英語タンカも楽しまれてはいかがでしょうか?

最後に、当ネットワークに関連すると思われる秋田市の事業を紹介する。国際教養大学の所在地である秋田市雄和地区は、正岡子規門下として知られる俳人石井露月の出身地である。秋田市および秋田市教委は長く石井露月顕彰全国俳句大会および秋田市短詩型(俳句、短歌、詩、川柳)大会を主催してきているが、短詩型大会は2008年に第51回を数え、少数ながら海外からも日本語または英語による生徒の作品が寄せられている。

当ネットワークとの提携の可能性が考えられるのではないかと思われる。

事業

当ネットワークの主な事業は次の通りです。

  1. ウェブサイトを開設する。
    ① 読者の作品を紹介
    ア) 英語によるハイク・センリュウ・タンカ
    イ) 日本語による俳句・川柳・短歌
    この場合、それぞれをローマ字に直し、さらに英訳して紹介する。
    ② 指導・助言
    ③ 情報の提供
  2. 海外の短詩人との交流
  3. 石井露月顕彰全国俳句大会・短詩型大会(9月開催)との提携の可能性
  4. 短詩型文芸コンテストの実施(英語ハイク・英語センリュウ・英語タンカ)
    ただし、フォトハイク、フォトセンリュウを含む。
    ① 7月締め切り
    ② 部門(中学生・高校生・学生・一般)
    ③ ネット上・国際教養大学の大学祭・あきた国際フェスティバルで結果を発表
    ④ 応募作品は石井露月顕彰俳句大会・第52回秋田市短詩型大会で発行する作品集に掲載
  5. 創作体験の実施と短詩型文芸コンテスト入賞作品の展示
    ① 国際教養大学の大学祭(10月)
    ② あきた国際フェスティバル(11月)
  6. 機関紙の発行(年一回6月)
    ① 大学・短大・高専へ配付
    ② 各教育委員会へ配付
    ③ マスコミ関係へ配付
    ④ 民間団体へ配布
  7. ウェウブサイトの開設

サイト名: Akita International Haiku Network

役員

顧問 中嶋嶺雄 国際教養大学理事長/学長
理事長(代表) 幸野 稔 秋田大学名誉教授
理事(相談役) 勝又美智雄 国際教養大学教授(図書館長)
理事(指導助言) アレクサンダー・ドーリン 国際教養大学教授
理事(指導助言) 市川 博也 国際教養大学教授
理事(指導助言) 平 辰彦 川柳学会理事
理事(指導助言) 工藤一紘 秋田工業高等専門学校非常勤講師
理事(指導助言) 長谷川酔月 秋田さきがけ川柳選者
    川柳銀の笛吟社(主宰)
    (社)全日本川柳協会(常任幹事)
理事(指導助言) 荒川祥一郎 川柳研究グループ「柳山泊」副代表
理事(指導助言) 石田冲秋 「俳星」編集長
理事(ウェブマスター) ソーフィン・テイト 明桜高等学校教諭
理事(事務局長) 蛭田秀法 国際俳句交流協会会員
    「天為」会員
理事(編集長) 佐藤直人 ステップワールド英語スクール
    オーナー講師
理事(事務局) 山内和子 秋田県語学ボランティア協会会員
理事(事務局) 猪股淳子 秋田県語学ボランティア協会会員
理事(事務局) 泉ゆかり 秋田県語学ボランティア協会会員
理事(事務局) 土方多喜子 秋田県語学ボランティア協会会員
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6 Responses to “このサイトについて”

  1. Tsutomu Nimure Says:

    Dear Hiruta sensei,
    Very glad to know that you are working with haiku etc.
    I remember that Kohno sensei told me about you the other day.
    I was moved to read this morning article about you.
    Congratulations! Ganbatte kudasai!

    p.s. The ST Weekly newspaper (Japan Times) begins English Haiku on Oct. 2nd. I think you know it, but just for your reference. T.Nimure

  2. Hiruta Says:

    Dear Nimure sensei,
    Thank you very much for a nice comment.
    I remember you telling me that Kohno sensei writes haiku or tanka.
    I’ve also read your article in the Sakigake newspapers.
    I hope that you’ll write an article in the Sakigake newspapers again.
    Thank you again for encouraging us!
    With our kindest regards. Hidenori Hiruta

  3. 川尻弘子 Says:

     先日、国際教養大学の文化祭で偶然にも久しぶりにお会いした川尻です。蛭田先生と俳句と、すぐ結び付かず似ているとは思いながらも名刺をいただくまで気づきませんでした。
    本当に驚きました。
     
     私の俳句歴は8年程度で何時までたっても初心者です。
    まして英語となれば、とてもとても敷居が高く恐れ多いものを感じます。

     質問ですが、このページで皆さんの俳句や短歌を見ることができるのでしょうか。また、今の私の雑文などはいけないのでしょうか。

  4. Hiruta Says:

    川尻 弘子 様
    先日はしばらくぶりにお会いできましてありがとうございました。
    明日はアルヴェでイベントがあります。
    さて、お尋ねの件ですが、俳句でも短歌でも掲載しています。感想文など雑文でも結構です。
    ただ添付ファイルの形で送付をお願いしています。
    また、英語圏の読者もおりますので、俳句、短歌、感想文などの英訳も掲載しています。


  5. 日本数学検定協会の細部と申します。先日3月14日数学の日にまつわる英語の俳句の審査のお話をさせていただきましたが、このたび国際俳句交流協会 事務局 藤本 はな様と御打合わせすることになりました。同協会は朝日イブニングニュース、ジャパンタイムズ等の英語俳句審査をされており、ご協力いただけないかどうか打診させていただくことになりました。藤本さまからは私の両親が秋田出身で私も社会人になるまで本籍は秋田でしたので、国際俳句交流協会は貴ネットワークとつながっていらっしゃると伺いました。藤本さまとの御打合わせの内容につきまして、またご報告させていただきます。貴ネットワーク会員による日本語俳句、川柳、英語俳句の投稿を頂けますとありがたく存じます。
    http://www.su-gaku.net/events/senryu-haiku/
    をぜひご覧ください.細部 滿  拝  
    号 美鶴 Beautiful Crane

  6. Michal Says:

    Great post, really enjoyed it!
    — Michal

    http://www.bigconceptdesigns.com

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