For New Year 2013 (1)

  謹賀新年   Here is a picture for the new year card, which welcomes the year of Snake.       Wish you all a Happy New Year!   Here are two haiku by Hidenori Hiruta.   初夢や蛇を敬ひ餅を食ふ     秀法   First dream – to respect Snake and eat rice cake              Hidenori     蛇の夢豊かな作と独楽回し    秀法   Snake’s … Continue reading For New Year 2013 (1)

2012 in review for Akita International Haiku Network

WordPress.com 統計チームは、2012年のあなたのブログの年間まとめレポートを用意しました。 概要はこちらです。 2012年のカンヌ映画祭予選には4,329本の映画が提出されました。2012年にこのブログは約26,000回表示されました。各訪問者がもし映画1本を作っていたら、映画祭を6回開くことができます。 レポートをすべて見るにはクリックしてください。

『詩の国秋田』 第4号「日露俳句コンテスト」一般の部 (9)  蛭田秀法選(1)

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、9月4日から「日露俳句コンテスト」の入選句シリーズを掲載しております。 今回は一般の部の9回目です。 日露俳句コンテスト 一般の部(9) 蛭田秀法選(1) 特選   Сибирская зима Накрыла белой скатертью залив Вдали – крошки-рыбаки   СУМАРОКОВА Ольга(スマロコヴァ オリガ) SUMAROKOVA  Olga    シベリアの冬 白いテーブルクロスで湾を覆う 遠くに点々と釣師   (日本・ウラジオストク協会副会長鈴木修訳)   Siberian winter Served the white table cloth over gulf The fishermen like drops on it     コンテストの評価基準は次の4点であった。 1 自然との共生をとらえている。 … Continue reading 『詩の国秋田』 第4号「日露俳句コンテスト」一般の部 (9)  蛭田秀法選(1)

『詩の国秋田』 第4号 「ロシア俳句事情 -日露俳句大会に寄せて-」 

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、9月4日から「日露俳句コンテスト」の入選句シリーズを掲載しておりましたが、今回は間近に迫ってきた日露俳句大会について「ロシア俳句事情-日露俳句大会に寄せて-」というタイトルで拙稿をお届けします。 最初、日露俳句大会・秋田大会のポスターをご紹介します。     次に、拙稿を掲載します。   2011(平成23)年9月末、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク(幸野稔理事長)の主催によりロシア沿海地方の州都ウラジオストク市で俳句を通じた文化交流を行った。 秋田県、国際教養大学、国際俳句交流協会、日航財団の支援と、現地でのウラジオストク日本センターと極東連邦大学の全面的な協力を得て、東方学校で俳句レッスン、極東連邦大学で俳句ワークショップ、ウラジオストク日本センターでは俳句の講演を行った。 交流を通じて知ったことは、日本語の勉強や学習が幼稚園、小学校、大学、日本センターなどの公的な機関で取り上げられているということであった。同時に、日本文化の学習も行われ、アニメやマンガ、そして日本文学など各層の人たちによって愛好されていることも分かった。 俳句に関しては、極東連邦大学で日本語と日本文学を専攻している学生や、ウラジオストク日本センターで日本語と日本文化を学んでいる市民の間に俳句に対する興味関心が起こり、俳句熱が一気に高まり、本年5月に日露俳句コンテストを開催。9月に秋田、ウラジオストクの両市で日露俳句大会を開催することになった。 コンテストに対してロシア全土から応募があり、一般44句、学生14句計58句の応募数であった。予想外のうれしい驚きとなった。 応募者の居住地域は、よく知られている地域としてウラジオストク、サハリン、モスクワ、サンクトペルブルクであった。あまり知られていない地域はマガダン(オホーツク海に面する港湾都市)、ビロビジャン(ハバロフスク地方、ユダヤ人自治州の都市)、ノヴォシビルスク(シベリアの中心的な都市)、ウファ(ウラル地方の工業の中心地)、ブラゴヴェシチェンスク(シベリア南部のアム-ル州の州都)、スヴェルドロフスク(中部ウラル、北ウラル山脈東麓および西シベリア低地の西限に位置する州)、ペルミ(工業都市でシベリア鉄道が通る鉄道の分岐点)、チュヴァシ共和国(沿ヴォルガ連邦管区に属する共和国)、タタールスタン共和国(沿ヴォルガ連邦管区の中央に位置する共和国)、モスクワ州(独立しているモスクワ市の周囲)、カルーガ(ロシア連邦南西部、モスクワから南西に188km)、クラスノダール(ロシア連邦南部の都市。モスクワから南に1540km)、チフヴィン(サンクトペテルブルクから東へ20km)の各地域であった。  意外に俳句愛好者はロシア全土に広がっていることが分かり、専門学校や大学、そして日本センターによる日本語や日本文化についての学習や講座のお陰のようである。 また、ウラジオストク日本センターの「文化同好会」のホームページで当コンテストについてロシア語で応募を呼びかけたことも助けになったと言える。  ここで、最新情報としてロシアの俳句人口を対象にした俳句大会について紹介します。 近畿フォーラム21(大阪市内にある任意団体)が「蕪村顕彰俳句大会」を主催し、来年3月に海外から応募のあった優秀な俳句を表彰します。大阪市政策企画室秘書部(国際交流推進)が窓口になり、大阪市と姉妹都市関係にあるサンクトペテルブルグ市にあるサンクトペテルブルグ日本センターが応募を呼びかけています。  秋田市で開催される俳句大会は秋田県とロシア沿海地方の包括的な交流の促進のため、秋田市とウラジオストク市姉妹都市締結20周年記念行事として、さらに石井露月生誕140年のお祝いのために開催しますが、ウラジオストク日本センターと在ウラジオストク日本国総領事館では、日露経済交流の一環として位置づけ、準備を進めています。  あらたに、「ウラジオストク日本センター賞」が日本からの応募者の優秀句10句に贈呈され、副賞として「帆船ナジェダ号」のメダルが贈呈されます。「ナジェダ」はロシア語で「希望」という意味です。ナジェダ号を動かし、秋田港に接岸させるためには、県民の皆様の俳句大会への参加が望まれます。熱意と誠意を表し、文化交流だけでなく、経済交流の発展も切望するものです。9月22日午後1時30分から秋田市千秋明徳町の「ジョイナス」を会場として開催します。ロシアの俳句と短歌事情について極東連邦大学准教授・与謝野晶子記念文学会会長のスレイメノヴァ アイ-ダ先生の日本語によるお話、記念講話、詩歌朗詠、千秋公園を散策しながら俳句を詠む会もあります。皆様のご参加を期待しています。      The next posting ‘『詩の国秋田』第4号「日露俳句コンテスト」一般部門(1) 内村恭子選’ appears on September 19.    ―蛭田 秀法(Hidenori Hiruta)  

『詩の国秋田』 第4号 「露月山人、衆目には見えない 『赤い糸』 を詠む」

  年会誌『詩の国秋田 : Akita – the Land of Poetry 』第4号のEパンフレットによる発刊にあたり、秋田大学名誉教授・文学博士石川三佐男先生から次のような玉稿を賜りました。      (『詩の国秋田』2012.9.3  vol.4  電子版「https://akitahaiku.wordpress.com/」掲載)                                                   露月山人、衆目には見えない「赤い糸」を詠む                                                                                                                      秋田大学名誉教授(文学博士) 石川 三佐男   【緒言】平成六年(1994)十二月、筆者は能代市の成田建さんから落款に「露月山人題」とある漢詩句の書(軸物一幅・成田家蔵)の訳読を依頼されたことがある。訳読を通じて分かったことだが、この書は明治三十年ころ成田建さんの祖父母結婚時の祝賀詞であるらしい。参考までに、この作品は「雄和の文化財」第七集『石井露月遺墨集』(昭和六十三年)には収録されていないことを言い添えておこう。 【原詩句】解不解可解不可解維花兮維容兮沈香亭北倚欄干                  露月山人題(印) 【訓読文】解けんとして解けず、解くべくして解くべからず          維(こ)れ花、維れ容(すがた)、沈香亭の北のかた欄干(おばしま)に倚(よ)る                                                                                                                    露月山人題す 【語釈】○解不解―「解」はともに「とける」と読む自動詞。愛の契りや楽しい想い出などが自然にとけ消える意を表す。その主体は実は目に見えない「赤い糸」に他ならない。○可解不可解―「解」はともに「とく」と読む他動詞。愛の契りや楽しい想い出などを意識的にとき消す意を表す。「解不解可解不可解」は頼山陽の漢詩文及び中国古典が典故。その主体が霊妙な「赤い糸」となっている点は露月山人の発明だろう。○維花兮維容兮―「維」は助字で「これ」と読み、句の初めや中間に用いて語調を整える。「兮」は韻文の句中や句末に用いて語調を整え余情を添える助字。「花」「容」は誇れる名花(芍(しやく)薬(やく))と佳き人の姿。新郎新婦に呼びかける詩的措辞となっている。句末の典故から推せば、第一義的には唐の玄宗皇帝と楊貴妃を表す。第二義的には成田建さんの祖父母結婚時の幸せに満ちた容姿を表す。○沈香亭北倚欄干―唐の玄宗皇帝が楊貴妃を得て「沈香亭」(宮中の庭園にあったあずま屋)の北で欄干(おばしま)にもたれ、芍薬の花を賞(め)でつつ永遠の愛を契り楽しんだという意。この句は李白の清平調詞第三「名花傾国両相歓~沈香亭北倚欄干」が典故。露月山人が詩仙李白の詩に精通していた一面を示す。○露月山人題―露月山人がこの祝詞を作り揮毫した。 【口語訳】愛の契りや想い出は永遠にとけ消えないものである。消そうとしても消すことができないものである。(見よ)この名花と良人は、あの唐の玄宗皇帝と楊貴妃が沈香亭の北のかた欄干にもたれ、芍薬の花を賞(め)でつつ永遠の愛を契り楽しんだという故事そのものだ。 【主題】明治期に「赤い糸」で堅く結ばれた能代の成田夫妻の夫婦愛の美しさと永遠性を祝福し、兼ねて唐の玄宗皇帝と楊貴妃の愛の契りを例示して錦上花を添えている点にある。 【結語】本作品は目に見えない「赤い糸」を色彩を表す文字を一切用いず鮮やかに描出している。これは世阿弥『風姿花伝』の、いや露月山人流の「秘すれば花なり」ということなのだろう。                                                       (2012年8月14日 識之)     玉稿は9月22日(土)に開催される「日露俳句大会」秋田大会のお祝いとしてご恵贈賜りました。 さらに、大変うれしいことに石川先生には当大会で記念講話もお願いできました。 大会要項は次の通りです。              日露俳句大会(要項) はじめに    平成23年9月末、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの主催によりロシア沿海地方の州都ウラジオストク市で俳句を通じた文化交流を行った。秋田県、国際教養大学、国際俳句交流協会、日航財団の支援と、現地でのウラジオストク日本センターと極東連邦大学の全面的な協力のお陰で画期的な文化交流となった。 東方学校で俳句レッスン、極東連邦大学で俳句ワークショップ、ウラジオストク日本センターでは俳句の講演を行った。 交流は反響を呼び、極東連邦大学で日本語と日本文学を専攻している学生や、ウラジオストク日本センターで日本語と日本文化を学んでいる市民の間に俳句に対する興味関心が起こり、俳句熱が一気に高まった。 結果として、本年5月に日露俳句コンテストを開催。9月に秋田、ウラジオストクの両市で日露俳句大会を開催することになった。 本年は石井露月生誕140年に当たる年であることから、露月の偉業を記念すると共に、日本とロシアの友好親善を深めたいと考えている。 俳句大会が秋田、ウラジオストクの両市で開催されることにより、文化交流の基盤が確固としたものになり、俳句を通じた市民レベルでの日露文化交流が一層活発になることを期待しております。   秋田大会     9月22日(土) 俳句大会 13:30 ~16:30  会場 ジョイナス(秋田県民会館に隣接)千秋公園(吟行) 日程    開会 … Continue reading 『詩の国秋田』 第4号 「露月山人、衆目には見えない 『赤い糸』 を詠む」