A New Project: Haiku beyond Earth 天上俳句会

謹賀新年 Happy New Year! 年新た田沢湖畔の龍神社 New Year Dragon Shrine in glory the lakeside of Tazawa Note: Dragon Shrine「龍神社」 Please check out the site below. https://akitahaiku.com/2021/03/10/ You will see that Hidenori Hiruta of the Akita International Haiku Network published a collection of haiku titled Haiku Lake Tazawa. The book has a chapter about Gozanoishi-jinja Shrine, or Dragon Shrine, which interests and charms you. … Continue reading A New Project: Haiku beyond Earth 天上俳句会

9.23 Haiku Talk by Hidenori Hiruta at Kobe University 2023

第34回 山口誓子学術振興基金公開講演会     はじめに  令和5年9月23日、第34回山口誓子学術振興基金公開講演会の講師として神戸大学を訪問する機会を得ることができました。身に余る光栄なことでしたが、経緯について先ずもって触れさせていただきます。  1月23日、山口誓子学術振興基金実行委員長の寺内直子先生からメールがあり、NHKのETV特集 「戦禍の中のHAIKU」 を皆さんがご覧になり、俳句の国際化に携わっている小生の活動に深く感銘を受けられたとのことでした。  よろしければ、 このような国際的俳句ネットワークを作るに至った思いや経緯、 ウクライナ、ロシアだけでなく海外の方達の作った俳句、日本の俳句で翻訳された俳句の紹介、 俳句の翻訳の難しさ、楽しさ、 といったことについて、講演会でご紹介いただきたいというメールでした。  中日新聞やNHKの取材に協力し、共に俳句の目指す平和への道を歩んでいましたので、何かお役に立てればと思い快諾した次第です。 誓子文学  講演の内容について構想を練りながら、俳人山口誓子の生涯、俳論、俳句作品などについての学習が始まりました。  最初に、神戸大学の米田恵子先生の著書『山口誓子を知る ―その生涯と俳句―』を拝読し深い感銘を受けました。特に、日本の国土を愛し、日本語を愛する山口誓子の詩魂に共感を覚えました。  米田先生の著書は、令和4年、山口誓子生誕120周年 神戸大学創立120周年 山口誓子記念館 誓子・波津女俳句俳諧文庫創立20周年記念に神戸大学出版会から発行されました。 その後、『山口誓子句集』 をはじめ、下記の参考文献のように各著書を通して学習しました。最後に感じたことは、山口誓子の創作は 「誓子文学」 という呼称がふさわしいということでした。 神戸大学  神戸大学に「研究推進部」という部署があります。本格的に講演の準備が4月頃から始まった際に、研究推進部の研究推進課研究推進グループの田中史恵様から講演会当日に至るまでご親切に、しかもご丁寧に、ご指導ご協力をいただきました。持参資料、内容の確認、写真の提供などについてご相談しながら順調に準備を進めることができました。  講演会当日には、ご来賓や担当の教職員の皆様にご挨拶しながら、お礼を申し上げる機会もありました。さらに、ご来賓と学内の先生方との記念写真も撮影させていただきました。 前列左から ・神戸大学名誉教授 木下 資一 先生 ・ご来賓 末永 航 様 ・蛭田秀法先生 ・神戸大学名誉教授 堀 信夫 先生 ・神戸大学 理事・副学長 河端 俊典 先生 後列左から ・神戸大学国際文化学研究科 教授 昆野 伸幸 先生 ・ご来賓 久留島 元 様  ・神戸大学国際文化学研究科 教授 寺内 直子 先生 ・神戸大学国際文化学研究科長 藤濤 文子 先生 山口誓子記念館  俳人の山口誓子(本名新比古 1901~1994)は、昭和23〈1948〉年に『天狼』 を創刊し、現代俳句の発展に貢献した。没後、全財産が神戸大学に寄贈され、西宮市苦楽園にあった旧宅の一部を復元した山口誓子記念館が、平成13(2001)年神戸大学の構内に建てられました。また、蔵書や遺品・手書き原稿などは、誓子・波津女俳句俳諧文庫に収められています。  講演会の前に、寺内直子先生、山口誓子記念館の米田恵子先生、そして田中史恵様にご案内いただきました。その折に撮影した写真の一部をご紹介します。  記念館は数寄屋造の建物で玄関への通路の脇には、あじさいの館と呼ばれた旧邸から紫陽花が移植されています。  山口誓子先生が最も気に入っていた写真の一枚。裏庭には芙蓉の花が咲いていた。  西宮市苦楽園にあった誓子の旧邸はあじさいの館と言われていた。偶然買い求めた一鉢のあじさいがどんどん増えて庭や生垣を彩っていた。  六甲の自然の中、大阪湾を望みながら吟行。俳風の満ちている部屋で句会が行われる。  紫陽花や芙蓉の花の咲く頃、一輪挿しの部屋でお茶会が行われる。 特別展   山口誓子特別展「誓子と旅(3)~島を詠む~」   例年、山口誓子特別展が開催されますが、開催中に山口誓子学術振興基金公開講演会が行われます。   なお、山口誓子通常展 「誓子と旅(3)~島を詠む~」として、令和5年11月27日(月)~令和6年9月上旬(予定)の期間中も開催されます。  特別展も拝見することができました。多数の素晴らしい作品に感動しましたが、下記の作品だけご紹介いたします。 講演会 録画映像の配信   … Continue reading 9.23 Haiku Talk by Hidenori Hiruta at Kobe University 2023

World Haiku Series 2022 (45) Haiku by Hidenori Hiruta

Haiku by Hidenori Hiruta 微笑みの浮かぶ吟行秋朗ら (hohoemi no  ukabu ginkō aki hogara) Haiku walking with smiles on autumn too 「天為」同人 蛭田 秀法 Dōjin of the Japanese Haiku Group ‘Ten'i (Providence)’ HIRUTA Hidenori Photo by David McMurray October 26, 2014 At the campus of Aikta International University 日本晴落葉も映ゆる散策路 (nihon bare  ochiba mo hayuru  sansakuro) Glorious weather fallen leaves highlighted too … Continue reading World Haiku Series 2022 (45) Haiku by Hidenori Hiruta

World Haiku Series 2022 (45) Haiku by Hidenori Hiruta (Japan)

Haiku by Hidenori Hiruta 乱世を憂ふ弥勒や八重桜 (ransei o  ureu miroku ya  yaezakura) Double cherry blossoms Maitreya sits in melancholy the chaotic world 「天為」天心集 令和四年八月号  The August issue of Ten'i (Providence) Haiku Group’s magazine 2022 「天為」同人 蛭田 秀法 Dōjin of the Japanese Haiku Group ‘Ten'i (Providence)’ HIRUTA Hidenori 逝く人の愛語の残る師走かな (yuku hito no  aigo no nokoru  shiwasu kana) My mentor leaving … Continue reading World Haiku Series 2022 (45) Haiku by Hidenori Hiruta (Japan)

NHK ETV 特集「戦禍の中のHAIKU」アンコール放送

和平への道 地球市民の一員として俳句の目指す和平への道を歩き続けてきました。 まず、第一に、21世紀における歩みを振り返りながら主な活動を紹介します。 平成14(2002)年 世界俳句フェスティバル in 雄和 2002(平成14)年9月、世界俳句クラブ(瀧口進会長)の主催によりミネソタ州立大学機構秋田校にて開催されました。世界への俳句の普及活動を目標に友好の輪を世界に広げるという趣旨のもと国内外から多数の俳人やハイク詩人が参加されました。NHK秋田放送局によりDVDも製作されました。 DVDは石井露月研究会会長工藤一紘氏の提供。 平成24(2012)年 日露俳句コンテスト(2012-2018) 2012(平成24)年5月、秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワーク(幸野稔理事長)の主 催により「秋田県・沿海地方文化交流事業」、「秋田市・ウラジオストク市姉妹都市 提携20周年記念行事」及び「石井露月生誕140年記念」として日露俳句コンテストが行 なわれました。 平成26(2014)年 国民文化祭記念・国際俳句大会 2014(平成26)年10月、第29回国民文化祭あきた2014・県民参加事業として国民文化祭記念・国際俳句大会が国際教養大学で開催されました。 マーク・ウィリアムズ国際教養大学副学長に代わり、国際俳句交流協会会長有馬朗人先生が基調講演として「俳句のユネスコ無形文化遺産登録」についてお話しになりました。 令和4(2022)年 中日新聞の記事「地下壕から平和を願う英語俳句」 2022(令和4)年3月、中日新聞に「地下壕から平和を願う英語俳句 ウクライナ・ハリコフの23歳」という記事が掲載されました。 日露俳句コンテストに参加された方の記事でしたが、コンテストを主宰した秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの事務局長の立場で取材に協力しました。 令和4(2022)年 NHK ETV特集「戦禍の中のHAIKU」 2022(令和4)年11月、NHKのETV特集において「戦禍の中のHAIKU」という番組が放映されました。日露俳句コンテストに参加されたロシアとウクライナの方々が登場しましたが、コンテストを主宰した秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの事務局長の立場で取材に協力しました。 令和5(2023)年 NHK ETV特集「戦禍の中のHAIKU」の再放送 2023(令和5)年1月、再放送がありました。 担当ディレクターの山口智也氏が下記のブログ記事を書き掲載されています。 ETV特集記事 珠玉の俳句をもう一度 「戦禍の中のHAIKU」ウクライナ(1)NHKのブログ・サイトでご高覧ください。 https://www.nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/blog/bl/pvo4Ar54QB/bp/pX5rd0l6lA/ 令和5(2023)年 『俳句が伝える戦時下のロシア』の出版 3月、NHK ETV特集「戦禍の中のHAIKU」の担当ディレクーの馬場朝子氏が著書『俳句が伝える戦時下のロシア』を現代書館から出版。日露俳句コンテストについて「はじめに」の章で触れられております。 4月、中日新聞の記者林啓太氏が4月2日付の東京新聞の「本 著者は語る」においてもご紹介されております。下記のサイトでご高覧ください。 https://www.tokyo-np.co.jp/article/241456 令和5(2023)年 NHK ETV特集「戦禍の中のHAIKU」のアンコール放送 5月、視聴者の皆様のご要望により、下記のような日程でアンコール放送が行われます。 ご高覧ください。 ETV特集アンコール「戦禍の中のHAIKU」 ■2023年5月13日(土)23時 Eテレ  ■再放送 5月18日(木)午前0時【5月17日(水)深夜】Eテレ  展望 秋田国際俳句ネットワークは2019(令和元)年よりWorld Haiku Seriesを開催。現在、World Haiku Series 2022の結果をwebsiteで報告中である。 お題が「地球」ということで、地球上の諸問題についての俳句が寄せられている。天災だけでなく、人災、すなわち、温暖化現象、地域での紛争や戦争などについての句も見受けられる。世界の俳人やハイク詩人の皆さんの解決への願いや祈りがそれぞれの句に込められている。特に、戦争は一日も早く終わり、平穏な生活に戻れるように祈るだけでなく、和平への道が開かれるようにお互いに努力されている。 終わりのない戦争はありえないと信じ、俳句の目指す和平への道を歩みながら句作に励みたいと思う昨今である。 秋田国際俳句ネットワーク 会長 蛭田 秀法

World Haiku Series 2022 (39) Haiku by Giuliana Ravaglia  

HAIKU by Giuliana Ravaglia neve leggera...quanto silenziofra le parole light snow ... how much silence between words The Mainichi, March 2022 小雪 どれだけの沈黙 言葉の間に °foglia nel vento... suono dell'ombra che s'allontana leaf in the wind .... sound of the shadow that leaves ASAHI HAIKUIST NETWORK, May 2022 風の中の葉 離れてゆく影の音 ° semi di girasole...farandolain fa minore … Continue reading World Haiku Series 2022 (39) Haiku by Giuliana Ravaglia  

World Haiku Series 2022 (30) Haiku by Ed Bremson

Haiku by Ed Bremson the lyrics that poets write... Earth's hum 詩人たちが書く抒情詩 地球のハミング rising mist mountains hide the morning sun 立ち昇る霧 山が朝日を隠す winter... all the things given to us by the mountain 冬 山によって私たちに与えられたすべてのもの cherry trees, mountains... the things God has given us to shower with love Consulate-General of Japan in Toronto 桜、山など 神が私たちに与えてくださったもの 愛を込めて惜しみなく与えてくれた … Continue reading World Haiku Series 2022 (30) Haiku by Ed Bremson

World Haiku Series 2022 (23) Haiku by David McMurray

10 haiku by David McMurray 10句(2022(令和4)年度) 1. family of swans having stayed longer this spring… return to Russia 白鳥の家族 この春は長く滞在し ロシアに戻る 2. biting wind-- the war child lines up empty water bottles 刺すような風 戦争の子が並ぶ 空の水のボトルを持って 3. wayfarer’s willows silent shadow dangles on the Ukraine border 旅人の柳 静かな影がぶら下がっている ウクライナの国境で 4. unbearably loud the wordless poem we … Continue reading World Haiku Series 2022 (23) Haiku by David McMurray

Results of the World Haiku Series 2022

It is my great delight and honor that I announce the results of the World Haiku Series 2022. Thanks to the enthusiasm and support of haiku poets and haiku lovers around the world, we had congratulatory poems submitted in both Japanese and English. We also had 130 submissions sent in Japanese, English, Russian, and Chinese.  … Continue reading Results of the World Haiku Series 2022

World Haiku Series 2022 に寄せて ―芭蕉と西施―

World Haiku Series 2022 に寄せて ―芭蕉と西施― はじめに 2012年から秋田国際俳句・川柳・短歌ネットワークの主催により日露俳句コンテストが7年間にわたって開催されました。 2019年、秋田国際俳句ネットワークが日露俳句コンテストの応募者の皆様に感謝の気持ちと敬意を表するためにWorld Haiku Series を開催。趣旨は俳句をネット上で共有し、俳句を通して異文化を持つ人々の相互理解を深めたいということであった。  秋田国際俳句ネットワークは、「俳句ユネスコ登録推進協議会」の加入団体として活動していることから、World Haiku Series 2022の募集要項のように、今年度は、「地球」をテーマとして地球について俳句を詠むことを呼びかけています。また、使用言語はどの言語も可。ただし、英語以外の言語で詠まれる場合は、英訳を添えることになっています。 World Haiku Seriesは2019年、芭蕉の象潟訪問330年を記念しながら開催されたことにより、本稿では、芭蕉の象潟訪問の意義を再考することになりました。 ねぶの花と西施  松尾芭蕉 (1644-1694) が奥の細道で象潟に到着したのは、1689 年 8 月 1 日の夕方、霧雨が降り始め、鳥海山 (2,236 m) が姿を隠した時であった。 芭蕉の旅において、象潟は日本で最も北に位置していました。翌朝、晴天の下、芭蕉一行は潟に舟を出し、最初に能因島に立ち寄り、歌人である能因(988-1050、または1051)が3年間隠遁生活を送った小屋の跡を訪問。その後、対岸に向かい、西行法師(1118-1190)の形見の桜を目にしました。 それから、蚶満寺を訪問。象潟の光景を一気に眺めました。南には鳥海山が迫り、天を支え、 その姿が水面に映っていました。「面影は松島に似ているが異なり、松島は笑うがごとく、象潟はうらむがごとし。寂しさに悲しみを加えて、地勢が魂をなやますようである」と記し、名句を遺しました。 象潟や雨に西施がねぶの花   芭蕉 芭蕉は句作にあたり、蘇東坡(1036-1101)の「西湖」の詩を踏まえたと言われています。その詩では、西湖の美しさが西施の美しさにたとえられています。  西施は紀元前5世紀の中国の春秋時代の越の国の美女であった。伝説によると、西施は越王勾践から呉王夫差に献上され、夫差は彼女を愛しすぎて政務と防衛を怠り、ついに越に敗北。彼女は越に戻って、勾践の家来である恋人と一緒に湖上の舟に乗り、姿を消したとのことです。 呉越同舟  先般、World Haiku Series 2022のReminderを書くにあたり、象潟の芭蕉の句が思い起こされ、考えているうちに「呉越同舟」という4字熟語が思い出されました。「呉越同舟」は、もともと軍事理論の兵法書「孫子」に由来する故事であった。紀元前 5 世紀に中国の呉の孫子によって書かれました。内容は「たとえ敵同士でも双方の舟が嵐に遭い、同じ危険に直面すれば協力する」というもの。このことから、「敵対する者同士でも、利害や克服すべき危機が同じであれば協力する」という意味で使われるようになっています。  この故事は、現在の地球上で起こっている状況にあてはまる有意義なものであると実感しています。応募者の皆様が「地球」をテーマとしてどんな俳句を寄せられるか、期待しているところです。 芭蕉が象潟の美しさを中国の美女にたとえながら作った句は、意外なことに現代でも思い起こされる予言的な一面を含んでいるのではないだろうか。つまり、芭蕉の深慮遠謀的な面であると言えるだろうか。 ねぶの花、中国へ 1990年9月、象潟町日中友好協会の代表団が中国浙江省諸曁市(しょきし)を訪問。西施の遺跡を訪ね、西施殿に一本のねぶの木を植樹したことから交流が始まり、2002年10月、正式に象潟町と諸曁市が友好提携を結び、交流が深められました。 2008年10月、にかほ市と諸曁市は、日中平和友好条約の基本理念に基づき、両市間の友好と交流を促進し、両国間の友好と協力をさらに発展させるため、友好都市提携協定書に調印。以後、交流が継続されています。 にかほ市は「俳句ユネスコ登録推進協議会」の加入自治体として、一層の俳句を通した文化交流が期待されています。 最後に、拙句を一句。 さまざまのこと思ひ出すねぶの花   秀法 蛭田秀法(国際俳句交流協会会員) 参考資料 ・World … Continue reading World Haiku Series 2022 に寄せて ―芭蕉と西施―